谷口@大院大です。 "[fpr 124] Re: 3mode factor analysis" で toyoda (at) rikkyo.ac.jp さん [1995/11/20 12:16:43]: >ちまた?で取り上げられる信頼性は,人を記述することが目的であることが多いので >被験者間の分散が大きいことが重要です.内的整合性や再検査信頼性はその意味で >妥当な指標です. 「信頼性」に込められた意味が初めて分かったような気がします。 「人を記述することが目的」というところがポイントですね! >いえ,「高揚尺度」から求められる数値は1つです.簡単に計算する方法として >くり返しの等しくない1元配置の分散分析のソフトを使用できます. >尺度値を特性値,作品を水準として分散分析をし,級間平方和/全平方和 >(SASのGLMならR-Squareのところ)を相関比として利用できます. 具体的なご説明、ありがとうございます。 >>上記の本を読んでから、あらためて質問させていただきます。 > >最近,読者のかたから手紙が多くなりました,,最初のうちは嬉しかったのですが >今は返事を書くのがちょっと辛くなってきました.正直にいうとコースウェア的な >質問はできれば避けてもらいたいな,,などと生意気な感想をもっています. それもそうですね。無責任な発言でした。 そういう場合に、ここのメーリングリストでやりとりがなされれば 多くの人が参照できるので、幾分かでも先生のご負担が減るかもしれ ませんね。 >たとえば一般化可能性のモデルが研究者の頭の中の道具箱に入っていると >「ヒトを記述するための信頼性と曲のそれとは違う」という視点をもてるし, >共分散構造モデルが道具箱に入っていると,「曲ごとに信頼性が異なる可能性」 >という視点を持つことができます.実際にその手法を使わなくても,,,です. こういうことなんかも、多くの人は知らないわけですから。 #私は一連のやりとりで非常に多くのことを知りました。 完全に理解しているわけではありませんが。他の研究でも 役立ちそうです。ありがとうございました。 _/_/_/_/_/ (^o^)/~~ 谷口 高士 [大阪学院短期大学国際文化学科:心理学] _/ Office: 564 大阪府吹田市岸辺南 2-37-1 [Phone: 06-381-5434 ] _/ e-mail: takashi (at) mbox.kyoto-inet.or.jp /or/ Nifty: KFC03757
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。