"3mode*3way data"で、さんざんここでお世話になった、谷口@大院大です。 #因子分析の方法に関する本質的な議論には参加できませんが・・・ で、もしかするととんでもなくとぼけた質問かもしれませんが、 "[fpr 156] Re: re:nextworkshop" で jetta (at) marie.iijnet.or.jp (Kouhei Matsuda) さん [1996/01/24 12:20:42]: > だって、人の論文を読んでいると、因子の推定が終わったら > 因子パターンの値が高いものだけ集めて、粗点を合計すると > いう人が余りにも多いような気がして残念です。 > だったら、因子分析なんかしなきゃいいのにと思ってしまう > くらいです。 私もこんなことをやっているわけですが、この場合、よくある因子 分析の使い方として2通りありますよね。 1)ひとつの資料に対して因子分析を行い、因子の推定、因子得点の 算出まで行う。 2)ひとつの資料に対して因子分析を行い、負荷の高い項目のみを 残し、それによってあらためて別の資料を得る。 さて、1)の場合には、因子ごとに負荷の高い項目の素点を合計(平均) するとか、様々な重み付けを用いて因子得点を求めるか迷うところ です。しかし、他の分野はいざ知らず、心理関係の因子分析では 被験者が変わればパターンに大きな変化がなくても、負荷量が変わる ことはよくあると思うのです。ということは、重み付けに用いる 係数も変わるのでしょうか? だとすると、数学的にはともかく、 現実的な意味合いでは、果たして、素点の合計と重み付けによる因子 得点のどちらがよいと一概に決められるのかどうかが分かりません。 また、2)の場合には、あらためて新しい資料で因子分析をし直さない 限りは、重み付けによる因子得点を出すことはできないと思うのです が、そうではないのでしょうか? まあ、実際に論文になっているものでは、本来2)の手続きを踏むべき ものを1)で済ましてしまっているものもあり(卒論修論の投稿もの?) 松田先生の感想も頷けなくはないのですが。 とりとめのない文章で申し訳ありません。 _/_/_/_/_/ (^o^)/~~ 谷口 高士 [大阪学院短期大学国際文化学科:心理学] _/ Office: 564 大阪府吹田市岸辺南 2-37-1 [Phone: 06-381-5434 ] _/ e-mail: takashi (at) mbox.kyoto-inet.or.jp /or/ Nifty: KFC03757
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