前田@統計数理研究所です。 豊田さんの発言で、柳井・前田両氏は異なる意見かも知れないが、と注釈 がついていましたので、発言します。 因子パターンを解釈するか、因子構造を解釈するか、という点に関しては 私もパターン派です。その理由は、豊田さんが説明されていたことと同様で す ... というのは不正確で、応用論文を系統的に調べた上で、等といった他のし っかりした理由を示せるわけではなく、私の場合、単純に x = Lambda * f + epsilon という因子分析の測定方程式に出てくる行列を利用するのがモデル解釈の上 から自然である、と思い込んでいた、というのが唯一の理由です。つまり、 豊田さんが最初に挙げていた理由に相当します。 これはかつて豊田さんにそのように教唆されたことでもあるわけです。し たがって、豊田さん同様、異なった見解をお持ちの方の発言をお待ちしてお ります。 96/2/11 --------------------------------------------- 前田 忠彦@統計数理研究所 maeda (at) ism.ac.jp (TEL: 03-5421-8734, FAX: 03-3446-1695) ---------------------------------------------
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