[fpr 471] Item analysis

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

Takashi Tsuzuki <tsuzuki (at) rikkyo.ac.jp> さんは書きました:

>先週、高名な心理言語学者と米国最大規模の心理言語学の大会の1つでもある
>Psychonomic Societyの大会でかなり長い時間話す機会がありました。そこで、
>その心理言語学者が、通常のANOVA(F1)では有意差が出ても、被験者数を無視し、
>刺激項目の数だけに基づく項目分析のANOVA(F2)では有意差が出難く、雑誌論文
>の審査に通らないとぼやいていました。彼によれば、Clark(1973)の論文以来、
>欧米の心理言語学の学会誌では、上記のF1とF2がともに有意にならない限り、
>審査に通らないとのことでした。日本では、この方法はまだそれほど一般的で
>はないと思うのですが、もし項目分析についてよくご存知の方がいらっしゃいま
>したら、情報を教えてください。(もうこのニュースグループでは討論された問題
>かもしれません。)

Clark の論文は言語心理学関係では有名です。この分野でなくても
小牧純爾『データ分析法要説』ナカニシヤ出版(1995)でも言及されています。

ところで、これと項目分析とがどう関係するのかよくわかりません。教えていただけます
か。分散分析で項目とか項目分析とかいっていたかな。
項目分析はitem analysis でいいんでしょうか。

香川大学経済学部
        堀 啓造
e-mail    hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp
home page http://fourier.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/

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