[fpr 494] 斜交解の寄与率は?

富田拓郎

こんにちは,富田@早大大学院です.

ある卒論生の指導をしているうちに,
疑問が生じたので,投稿いたします.

実は,因子分析で斜交解を用いるときに
寄与率について,どう考えるのかと言うことです.

直交解では因子負荷量の2乗和を項目数で除し,
100を乗ずることによって,寄与率が算出できますが,
斜交解の場合は寄与率はあり得るのでしょうか?

あるとすれば,因子構造,因子パターン,いずれの行列から
どのように算出されるのでしょうか?
(以前,何の論文か失念しましたが,斜交解で寄与率を
算出しているような記述を,見かけたことがあったような
「気」がしました.「気」がしただけなので,私の勘違い
かもしれませんが・・・)

また,あり得ないとすると,それはどういう理由でしょうか?

非常に初歩的な質問かもしれませんが,
「聞くは一時の恥」と自分で思いましたもので,
fprをお読みの先生方にお伺い致したいと存じます.

よろしくお願いいたします.

富田拓郎

スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。