守@信州大学です。 栗田さんありがとうございました。 いただいたお返事の以下の部分、 『KR』の私のコメント 「じゃ、どうすりゃいいんだろう。」の後に掲載させて下さい。 At 9:04 PM 00.1.7, Kayoko KURITA wrote: > 東大教育心理大学院の栗田です。 > > 観測値の独立性が満たされていない場合、t検定は影響を大きく > 受けることになります。この場合には、 > > (1)影響を考慮した統計量の使用 > (Kenny & Judd (1986) Consequence of violating the independence > assumption in Analysis of Variance. Psychological Bulletin, > 99, 422-431) > > (2)データが「群−学校−学級」のように階層を持つとみなして > 階層モデルを使用する > (Kirk (1995) Hierarchical Designs(Chapter11) in Experimental > Design (3rd Ed.) Brooks/Cole) > > のような2つの方法が主に提案されています。 > > 観測値の非独立性は、教育心理学の研究などではある程度は避けられ > ないものですが、データ収集を計画する際に意識するかどうかでもずい > ぶんちがってくるような気がします。 > ------------------------------------------------------------------- 守 一雄@380-8544信州大学教育学部教育科学講座(これだけで郵便が届きます。) kazmori (at) gipnc.shinshu-u.ac.jp 電話 026-238-4214(ダイヤルイン・留守電) 『DOHC』『KR』発行元 Fax 026-237-6131(直通) http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/hp-j.html -------------------------------------------------------------------
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