[fpr 1583] 確率化する社会

AYA Sugimura

杉村綾@慶應義塾大学 社会学研究科 教育学専攻

On Sat, 15 Jan 2000 23:45:57 +0900
"Hidemichi Yuasa" <MXE05064 (at) nifty.ne.jp> wrote:
> 湯浅秀道@名古屋市立城北病院口腔外科(MXE05064@nifty.ne.jp)です。

「口腔外科」という文字を見て、
つい「口唇蓋裂」という名前を想起してしまったのですが、
あれは、なんでも、500人に1人の確率で、発生するそうですね。
しかも、遺伝子「L2」の仕業であるとかなんとか、と、
ずいぶん昔に新聞記事で読んだ覚えがあります。
ヒトに関する遺伝子関係の研究、
最近かなり進んでいるようですが、
この「口唇蓋裂」になって生まれてくる赤ちゃんは、
相変わらずいるようですね。

友人に歯科研修医、おりますが、女の子で「口唇蓋裂」
にて産まれ出てしまい、母子ともどもにあまりにもの
ショックで、心中までにいたってしまった、という
悲しい話もあると、聞きました。

その赤子がうまく生き延びたとしても、学校などでの
「いじめ」もかなりあると、聞き及んでいます。

そのへんの、社会の理解と、精神的なサポート、
および、発生のメカニズムおよび予防のあたり、
一体、どうなっているんでしょうか?

私も500人に1人の確率につかまってしまった一人、
ですが、かなり社会的、医学的に辛酸なめさせられました。
(外科手術、数回、4箇所ほどの病院にお世話になりまし
た。一度、新しい外科手術技術の実験台にならないか、と
誘われましたが、やはり、手術部位、「顔」、ですから、
そのお誘いはお断り、させていただきました。)

が、しかし、言語障害にまでいたらず、
ふつうに日常会話できているというのは、
なんと幸いなことでしょう。

そのへんの、最新の動向を教えていただけると、
幸いです。
>口腔外科関係者 殿

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      杉村  綾 (AYA Sugimura)
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