[fpr 1711] t検定の使い方について

MARUYAMA Takuro

初めて投稿いたします。東北大文学部修士の学生です。
最近統計の勉強をはじめてあまりよくわからないのでお聞きしたいのですが
「心理学研究」の67号pp.118-126に掲載の鈴木淳子論文がお手元にあれば
御参照いただきたいのですが
例えば仮説7「同一組織で就労継続する女性と転職した女性の就労意欲レベルには差
がない」(pp120)
に対してt検定を用いて、
「t検定の結果、両群間の就労意欲レベルには有意な差が認められなかった・・・
この結果から、同一組織における就労継続女性と転職した女性の就労意欲レベルには
差がないことが判明し、
仮説7が支持された」
と結論付けています。(仮説2も同様)
しかし、私が勉強して理解したところによると
これは帰無仮説採択の検定であり
第2種の誤りをおかしている可能性があり仮説7は支持されたと結論付けられないと
思います。
ところが、鈴木先生本人に質問しましたが、t検定は差があるかないかを調べるもの
だから
別におかしくないし、このことを指摘されたことはないとおっしゃいました。
鈴木先生は社会心理学を専門に勉強されている先生です。わたしは統計の勉強をはじ
めて1ヶ月ちょっと
しかたっていませんし、独学で勉強中ですので、自信がなくなってしまいました。
多分基本的な事項だと思いますがどちらが正しいのか教えていただけないでしょうか。

(わたしの理解)特にこの2点の理解についてお願いします。
これは帰無仮説採択の検定である。
先生の結論は第2種の誤りをおかしている可能性がある。

よろしくお願いします。

\\\
TOHOKU UNIV.(School of Art and Letters)
MARUYAMA Takuro
mal (at) nik.sal.tohoku.ac.jp


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