[fpr 1766] 教育心理学会総会シンポ

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。

教育心理学会のシンポでやはり緊張していて,いい忘れたのではないかと心配なのでfpr 
の皆さんにいっておきます。(話したのかな? ま,教育心理学会総会のシンポにでてい
る人はそんなにいないからいいですね)

○被験者間要因の水準を多重比較をする場合

例えば familywise というのを絶対視していいのか?
2群で比較したときと5群を比較したときに同じ標準誤差なのに一方で有意差がでたり,
一方で有意差がでなかったりする場合がある。
農学とか,薬学では反familywise を主張している研究者がいます。
これらは公理系の違いと言えよう。

ここでの「公理系」は雑にいってます。

この続きが[fpr 1763] になります。

 5%水準 にからんでシンポのメンバーの中でいくつか議論がでました。
e-mail ではなく生で話すのも刺激的でいいですね。


郵送調査の回収率の話しをしたのですが,バイアスがかかっていないなら単にn が少なく
なっただけ。それはいいのですが,
バイアスがかかっているのが明らかなとき,回収率で母集団の比率の信頼区間推定のとき
に例えばペナルティをかける(幅を大きくする)とかそういう思い切ったことはできない
のかな。従来の統計学ならそれはとんでもないことですね。

面接調査でも60%台の回収率が普通になってきているのだから,非標本誤差と切り捨て
てばかりいえなくなってきてると思うが。



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