堀@香川大学経済学部です。 教育心理学会のシンポでやはり緊張していて,いい忘れたのではないかと心配なのでfpr の皆さんにいっておきます。(話したのかな? ま,教育心理学会総会のシンポにでてい る人はそんなにいないからいいですね) ○被験者間要因の水準を多重比較をする場合 例えば familywise というのを絶対視していいのか? 2群で比較したときと5群を比較したときに同じ標準誤差なのに一方で有意差がでたり, 一方で有意差がでなかったりする場合がある。 農学とか,薬学では反familywise を主張している研究者がいます。 これらは公理系の違いと言えよう。 ここでの「公理系」は雑にいってます。 この続きが[fpr 1763] になります。 5%水準 にからんでシンポのメンバーの中でいくつか議論がでました。 e-mail ではなく生で話すのも刺激的でいいですね。 郵送調査の回収率の話しをしたのですが,バイアスがかかっていないなら単にn が少なく なっただけ。それはいいのですが, バイアスがかかっているのが明らかなとき,回収率で母集団の比率の信頼区間推定のとき に例えばペナルティをかける(幅を大きくする)とかそういう思い切ったことはできない のかな。従来の統計学ならそれはとんでもないことですね。 面接調査でも60%台の回収率が普通になってきているのだから,非標本誤差と切り捨て てばかりいえなくなってきてると思うが。 ---- 堀 啓造(香川大学経済学部)e-mail: hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/ 電話番号 087-832-1894(直通) fax 087-832-1820(事務室) 〒760-8523(これで香川大学経済学部) 香川県高松市幸町2−1 香川大学経済学部
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。