[fpr 1781] 多相・SDデータの解析

豊田秀樹

豊田@早大心理です

Keizo Hori さんは書きました:
>堀@香川大学経済学部です。
>> ためのポジショニング分析法を考案し,11月の日本心理学会(京都大
>> 学)の小講演で発表することになりました.
>> 
>> 司会者 楠見孝 京都大学 
>> 講演者 豊田秀樹 早稲田大学
>> 題目 共分散構造分析による多相・SDデータの解析 
>> 11月7日13:00から14:00まで
>
>楽しみです。ただ,後ろのSASマクロはちんぷんかんぷんです。

ありがとう御座います.SASマクロの中身はブラックボックスで
かまいません.SASマクロの使い方(5分で調べられます)だけ
で分析できます.講演の中で使用法もお話しさせて頂きます.

>もしかしたら,前に書いたかもしれませんが,
>かつて,SD法のデータを三相因子分析したことがありますが,いい構造がでなく
>て完全に失敗でした。

わたしも,上手く解釈できたためしがありません.

>2相データではきれいな因子がでたのですが。

これも私の経験といっしょです.

3相モデルは複雑で,論文を
読んでも,長い間良く分かりませんでした.数年前に共分散構造
の観点から自分なりに整理したら,モデル間の関係が良く分かる
ようになりました.それ以来「3相モデルは共分散構造の観点から
理解するのが早道」という持論をもっているのですが,たとえば
村上隆先生(メンバーかどうか分からないので「先生」)のよう
な専門家は,そのような理解のしかたをどう思われるだろう.


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 TOYODA Hideki Ph.D.,  Professor,                Department of Psychology
 TEL +81-3-5286-3567             School of Lieterature, Waseda University
 toyoda (at) mn.waseda.ac.jp  1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan
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