[fpr 1818] ランダムサンプルと実験心理学

豊田秀樹

豊田@早大心理です

Yasuharu Okamoto さんは書きました:
> 岡本@金沢大学です。
> 何が何でもランダムサンプルによる多人数のデータ、というのは
>暴論だと思います。
> ランダムが効果をもつためには、データ数は多くないといけません。
>相関係数を分析の対象とする「共分散構造モデル」を使うためには多数の
>データを前提とするランダムサンプルが必要ということなのですか。

「ランダムサンプルによる多人数のデータ」を取る方法が
他の方法にくらべて優れている,なとという主張はしてい
ません.一貫して,役割の違う道具と言う意味で他の方法
と対等であると主張しています.「共分散構造モデル」の
ことも論じていません.

ps小生はこの2年ほどは,統制実験でデータをとって分析
したり,統制実験をしている研究者と共同研究をしていま
す.あえて共分散構造モデルに言及すると,小生の現在の
研究的関心は,実験データの共分散構造分析です.3相の実
験データの解析なので,京都で話そうかどうしようか,今,
思案中です.

ps2,fprでは全員「さん」付けにしましょう.

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 TOYODA Hideki Ph.D.,  Professor,                Department of Psychology
 TEL +81-3-5286-3567             School of Lieterature, Waseda University
 toyoda (at) mn.waseda.ac.jp  1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan
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