[fpr 1819] 一網打尽

湯浅秀道

湯浅秀道@名古屋市立城北病院歯科口腔外科です。

これまでの議論、勉強させて頂いております。

いつも、横槍レスばかりで申し訳ありません。正面きって議論するほどの知識がない
のですいません。

豊田さんの発言について質問があります。

> という記述を読んだ時にはすこし驚かされました.南風原さんまでが
> 高野さんのように(無作為抽出しなくても無作為割り当てしていれば,
> その他あらゆる変数について「一網打尽に」影響を除ける)と主張し
> 始めたのかと心配したからです

高野さんは、「ランダム抽出をしなくてもランダム割付けをしていれば、その割付け
られた2群の間の(未知の)交絡因子が取り除け、内部妥当性が確保できる。」と
言っているのであって、ランダム抽出にともなう一般化に影響する、その他の変数は
影響を除けないので、決して、ランダム割付けさえしていれば、その他のあらゆる変
数について「一網打尽に」影響を除けるとは主張していないと思っていました。

本人なしで、どこまで、高野さんの意見を議論してよいかわかりませんが、僕は上の
ように理解していました。上のような解釈でしたら、豊田さんの主張とかみ合うので
しょうか?ランダム割付けをしても、2群の間の(未知の)交絡因子が本当に取り除
けているのかが疑問であるし、精度が落ちると、豊田さんが主張していると理解して
よろしいでしょうか。

>(正しくは,無作為抽出と無作為割り
> 当てを組み合わせると,その他あらゆる変数の影響は「一網打
> 尽に」誤差項に組み込まれ,「一網打尽に」した分だけ実験の精度
> が下がる.です.).でも,そうではないのですね.

実験の精度が下がる点においては、そのとおりですね。
少人数のランダム抽出、ランダム割付けをすれば、精度は下がるし、偏りも多くなる
と思っていました。


> ランダム割付だけを特別にbetterだといっては,いけません.

賛同いたします。





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