湯浅秀道@名古屋市立城北病院歯科口腔外科です。 これまでの議論、勉強させて頂いております。 いつも、横槍レスばかりで申し訳ありません。正面きって議論するほどの知識がない のですいません。 豊田さんの発言について質問があります。 > という記述を読んだ時にはすこし驚かされました.南風原さんまでが > 高野さんのように(無作為抽出しなくても無作為割り当てしていれば, > その他あらゆる変数について「一網打尽に」影響を除ける)と主張し > 始めたのかと心配したからです 高野さんは、「ランダム抽出をしなくてもランダム割付けをしていれば、その割付け られた2群の間の(未知の)交絡因子が取り除け、内部妥当性が確保できる。」と 言っているのであって、ランダム抽出にともなう一般化に影響する、その他の変数は 影響を除けないので、決して、ランダム割付けさえしていれば、その他のあらゆる変 数について「一網打尽に」影響を除けるとは主張していないと思っていました。 本人なしで、どこまで、高野さんの意見を議論してよいかわかりませんが、僕は上の ように理解していました。上のような解釈でしたら、豊田さんの主張とかみ合うので しょうか?ランダム割付けをしても、2群の間の(未知の)交絡因子が本当に取り除 けているのかが疑問であるし、精度が落ちると、豊田さんが主張していると理解して よろしいでしょうか。 >(正しくは,無作為抽出と無作為割り > 当てを組み合わせると,その他あらゆる変数の影響は「一網打 > 尽に」誤差項に組み込まれ,「一網打尽に」した分だけ実験の精度 > が下がる.です.).でも,そうではないのですね. 実験の精度が下がる点においては、そのとおりですね。 少人数のランダム抽出、ランダム割付けをすれば、精度は下がるし、偏りも多くなる と思っていました。 > ランダム割付だけを特別にbetterだといっては,いけません. 賛同いたします。
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