[fpr 1909] インタネット調査について

天辰次郎

初めまして
明治大学経営学部学生の天辰(あ
またつ) 次郎と申します。

インターネット調査の代表性に関
しての個人的な意見を述べさせて
頂きます。

調査が有益である大前提として、
無作為・ランダム抽出が重要であ
ることは
ある程度理解しているつもりです
が、電話調査や訪問調査は本当に
インターネット調査と比較して代
表性に優れていると言えるので
しょうか。

先ほど、湯浅様がリンクを張って
おられた
朝野煕彦様のHPも拝見しました。
確かに、インターネット調査での
ランダムサンプリングや
無作為抽出は不可能であり、代表
性が損なわれるようにも思えます
が、
インターネット調査の代表性のみ
がクローズアップされている
現状には疑問を感じています。

どのような標本抽出法であれ、人
間を対象に調査を行う限り、
その人が調査に協力するかどうか
は各自の自由意志によるものであ
り、
どのように標本抽出を行おうと結
局はインターネット調査と
同様の問題点を含んでいるように
感じます。

特に市場調査を目的としたアン
ケートであれば、
ネットを媒介とすることによる偏
りを分析者が念頭に
置いておけば、かなりの程度まで
有意義な調査・分析が
可能なのではないかと考えていま
す。

差し出がましい意見ですが、イン
ターネット調査に対して
みなさんがどのように考えてい
らっしゃるのかをお聞きしたいと
思います。




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