鈴木＠日経リサーチです． > 違和感があるというのは、鈴木さんお得意の婉曲表現ですね？ 婉曲でない表現をするとどうなるでしょうか． ２次因子モデルにして２次因子得点を総合指標にすればいいでしょ−−というくらい です． でも結果はよさそうなので，深い配慮をしたうえで分析してるんですよ，きっと． マーケティング分野でブランド指標は流行です，アーカーの娘は心理学の big5 を借 用して「ブランドの５つのパーソナリティー」というような内容の論文を書いたそう です．「私」という人格は１個の統一されたアイデンテティーがあるけれど，水準を １つ下げたところでは５つの人格特性がある−−というように． 法人（ブランド）のパーソナリティーには複数の側面があるともいえるし，さらに次 元を上げれば１つの統一された法人格（ブランドパーソナリティー）があるというよ うな仮説の表明は可能なのでしょう．
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。