[fpr 2120] SASでの多値Logistic回帰について

YAMADA Yasuo

東京大学文学部の山田康夫と申します。

いつもこのMLで勉強させていただいています。

さて、最近ロジスティック回帰分析をSASで行う機会があったので、調べたのですが、

SAS version 6.12の場合、3つ以上の従属変数をとるproc logisiticを
実行すると、自動的に順序ロジスティック回帰分析になるはずです。
独立変数の係数が一定と仮定されるのは、このためだと思います。

多値ロジスティック回帰分析をするときにはproc catmodを使うことに
なると、読んだマニュアルにはあったので、そちらをお調べになるとよいかと思います。
確か、proc catmodの場合、係数の意味というか定義がproc logisticとは
異なるので注意が必要だったはずです。


proc logisticでも多値ロジスティック回帰分析を行うオプションなど
あるのでしょうか?

簡単ですが、これにて。


> 九州大学の山中と申します。
> SASについて、お聞きしたいことがありまして、投稿しました。
> 現在、SASを用いて、多値Logistic回帰分析
> (polychotomous or multinominal logistic regression analysis)
> を行なおうとしております。
> 
> 今、response 変数のカテゴリーが k 水準、独立変数は n 個
> とします。この時、通常の多値 Logistic 回帰では
> (k-1)*(n+1) 個の係数が推定されるはずです。
> しかし、SASでは n+k-1 個しか推定されません。
> 
> n+k-1 個の内訳は切片の推定値が k-1 個、独立変数の推定値が n 個と
> なっています。どうやら各水準に関して、独立因子の傾きが
> 一定ということを仮定しているようです。
> 
> 私が使ったのは SAS version 6.12 の proc logistic ですがこの version 
> で出来る多値 Logistic 回帰はこれだけなのでしょうか。それとも
> 適当なオプションコマンドを付け加えれば、通常の多値 Logistic 回帰を
> 行なえるのしょうか。
> 
> 少し前にversion 8 が release されましたがこれに関しても
> 何かご存知の方がおりましたら、教え下さい。
> 
> __________________________________________________________
> 
> 山中 竹春
> 九州大学 医学部
> takeharu (at) med.kyushu-u.ac.jp
> ___________________________________________________________
> 



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YAMADA Yasuo
yasuo-y (at) os.rim.or.jp


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