[fpr 2172] 相関rをもつ2つのベクトルの作成

SHIBAYAMA Tadashi

三好さん(fpr 2169)

計算機の調子が悪く、返信機能を使わずに書いています。

さて、ご質問の件ですが、

芝「行動科学における相関分析法第2版」p10の
1.3 共通要素による相関係数の説明

の考え方を利用して、例えば以下の様なアルゴリズムで
つくれないでしょうか。

ns<-100
m<-100
nsm<-ns*m
x<-matrix(runif(nsm),ncol=m)
z<-scale(x)*sqrt(ns/(ns-1))
#t(z)%*%z/ns
S<-svd(z)
u<-S$u
#(u)%*%u
g<-u[,1:50]%*%matrix(1,50,byrow=T)
f<-u[,21:70]%*%matrix(1,50,byrow=T)
h<-cbind(u[,1:30],u[,71:90])%*%matrix(1,50,byrow=T)
cor(g,f)
cor(g,h)
cor(f,h)

この例ですとgとf、あるいはgとhの中に共通な要素が60%
含まれていますから、相関係数は0.6、fとhには20%です
から相関係数は0.2となります。でもベクトルgが所与の場
合、この方法は使えません、また準備するベクトル群の大き
さ、特にベクトルの数が多すぎるとメモリー容量上うまくいか
ないかもしれません。

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