fprの皆様, 立教大学社会学部の都築と申します. 言語刺激を用いた実験の分析では,欧米のジャーナルでは以前から 1. 被験者に基づくF値(F1, Fs)と, 2. 刺激項目に基づくF値(F2, Fi) の両方を算出してANOVAを行うことが一般化しています. この手続きの原典は下記と聞いています. >Clark, H. H. (1973). The language-as-fixed-effect fallacy: A critique of language statistics in psychological research. Journal of Verbal Learning and Verbal Behabior, 12, 335-359. 私は以前にもこの件を,fprでお尋ねしたことがあるのですが,日本では そのころほとんど誰も使っていない状況でした. 最近,日本でも,比較的若手の研究者の論文にはF1, F2の両方が示さ れることが,ままあるようになってきました(広島大学関係の方に多い気 がしますが,思い過ごしかもしれません). もし,F2について,和書の解説,ソフトなどの情報をお持ちでしたら, 教えてくださいますようお願いいたします. (特に,3 way ANOVA with repeated measures といったケース) ------------------------------------- Takashi TSUZUKI 立教大学 都築誉史 School of Social Relations, Rikkyo University Email: tsuzuki (at) rikkyo.ac.jp http://ir.sr.rikkyo.ac.jp/~tsuzuki/ -------------------------------------
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