[fpr 2226] 「傾向差」は統計用語?

michiko nakagawa

あの、このメーリングリストから出るためにはどうしたらよろしいのでしょうか。
どなたか教えていただけると大変助かります。

中川
*********************************************
Michiko Nakagawa (中川路子)
Teaching Assistant
Department of Asian Languages and Literature
The University of Iowa
679 Phillip Hall
Iowa City, IA 52242
e-mail: michiko (at) hma.att.ne.jp
          michiko-nakagawa (at) uiowa.edu
*********************************************
----- Original Message -----
From: "Yasuharu Okamoto" <okamotoy (at) fc.jwu.ac.jp>
To: <fpr (at) nuis.ac.jp>
Sent: Thursday, October 03, 2002 10:55 PM
Subject: [fpr 2225] Re: 「傾向差」は統計用語?


>
>  岡本@日本女子大学心理学科です。
>
> >●有意差検定というのは、「差があるかもしれない(効果があるかもしれない、
> >明らかに違いがあるかもしれない」という対象について、灰色領域の中からほぼ
確
> 実にクロと
> >言える部分を見つけ出す作業である。対象をクロとシロと灰色に区別する作業で
は
> ないし、
> >灰色をクロっぽい灰色と、シロっぽい灰色に分ける作業でも決してない。
>
>  年をとってもその人らしさって変わらないものですね(注:長谷川さんとは
> 院生時代に同じ大学の文学研究科心理学専攻に所属していました)。
> 変わらないのは私だけかと思っておりましたが安心しました。
>  提起された問題に関連したことですが、
> R.Royallという方の"Statistical evidence: A likelihood paradigm", 1997
> という本、面白く読みました。ページ数もAppendixの最後のページが179ページ
> と気楽な分量でした。質は読み手のバックグラウンドによると思いますので
> 未読の人は立ち読みでもして確かめてください。
>  この本のp.62にBurdette and Gehan (1970) からのものとして有意水準の
> conventional interpretationsなるものが載っています。ここには20%以上が
> 扱われていないのが寂しいですが。確か昔、数理心理学の分野では20%も区切りの
> 値として使われていたと思うのですが。
>  というようなことを書いているとRoyall先生は呆れておしまいになるでしょうか
ら
> 止めます。
>
>  もともとデータに不確実性がないときは検定など行わないでしょう。検定を
> 行っているということは不確実性を認めているということですから、データ
> 分析の結果についても何らかの不確実性が伴うのは当然と思います。
> 不確実性に基づいて行動を選択する場合、選択された行動自体は確定して
> おりますが。
>
> 日本女子大学心理学科
> 岡本安晴


スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。