[fpr 2222] 「傾向差」は統計用語?【尾見先生の代行】

Y.Hasegawa/

尾見先生からのご投稿の代行です。
アドレス登録のご事情で、fprではじかれてしまったそうですので、
代行させていただきます。
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長谷川 さま みなさま

尾見@山梨大(現在在外研究で豪州滞在中)といいます。もしかすると
fprには初めてのアップかもしれません。ドキドキです。

 少なくとも,社会心理や発達・教育分野では,当然のごとく,「傾向
差」だの,「高度に有意」だのといった表現を見聞きできます。「10
%水準だから,確実に差があるとは言えない。傾向が見られるっていう
表現にしなければならない。」なんて指導がなされることもあります。
 英語では,"marginally significant"とか"highly significant"って
いう表現がありますね。

 こうした表現については,以前「心研」を対象に調べたことがあり,
『通史日本の心理学』 佐藤達哉・溝口元(編) 北大路書房 p.457
の表にまとめてあります。ご笑覧ください。

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  尾見 康博(OMI, Yasuhiro)
山梨大学教育人間科学部学校教育講座
〒400-8510 甲府市武田4-4-37
phone/fax  055-220-8242
E-mail  omiyas (at) edu.yamanashi.ac.jp
        omiyas (at) mx5.ttcn.ne.jp
 (いずれか一方に送信してください)
※2002年4月〜2003年3月:文部科学省在外研究員として
 グリフィス大学オーストラリア環境研究学部に在籍
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