[fpr 2830] 基礎と有効桁数と最小2乗法

岡本安晴


 岡本@日本女子大学心理学科です。

 訳本「信号検出理論の基礎」協同出版を上梓しました。
この訳本には原著にない次の2点が含まれています。
有効桁数についての解説と「基礎」という概念についての
コメントです。
 有効桁数についての解説は、授業用に用意していたものを
訳者解説の章に含めたものです。学生のころも最近も、雑誌の
査読者でさえ有効桁数について誤解があり、妙なコメントに
困らされることがあります。有効桁数の四則演算については
小学校で教えられていることですが、これを大学生用に用意
しました。
 「基礎」という概念は、心理学においてはニューラルな現象に
関ることという扱いがよくされているように感じることがあります。
しかし、「基礎」には他の次元もあるわけで、そのことを訳本の
投げ込みの形で入れられているコピーに書きました。このコピーは
教職課程、2004、1月号(Vol.30, No.1)Pp. 98-101からの
抜き刷りです。
 
  また、上記訳本で扱われているモデルに基づくデータ分析の
ためのプログラムをホームページに用意しましたが、そこで
信号検出理論のための最小2乗法についての解説も行いました。
通常の最小2乗法では、Y軸方向の誤差の2乗和を扱いますが、
SDTではY軸方向とX軸方向の両方の誤差を考慮に入れてパラメタ推定を
行います。このことは、次のホームページ

http://www.ikuta.jwu.ac.jp/~yokamoto/books/sdtwickens/c3s5/

に用意されているプログラムの使用法で説明しました。

日本女子大学心理学科
岡本安晴






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