堀@香川大学経済学部です。 最近では線形モデルで分散分析を説明する本が増えてきたようだ。 ところで、旧式の岩原の本、森・吉田の本が解法事典またはチャート式的に使えて便利だが、理解させようという感じは少ない。 英語圏でも分散分析を徹底的に理解させようという本はなかなかないようである。その中で、 Roberts, M. M., and Russso, R. (1999). A student's guide to analysis fo variance. Routledge. http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0415165652/qid=1135068122/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-6116983-3285159 は基礎から徹底的に説明している。学生用なのであまりに専門的な話はしていないがこの程度をまず理解すべきであろう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/english-books/0415165652/contents/ref=cm_toc_more/249-6116983-3285159 にある目次をみると、その徹底的にわかるようにさせているのが理解できる。結果の見方を手取足取り教えているのがいい。 卒論レベルだとこれだけわかって処理していれば文句はないだろう。 ---- 堀 啓造(香川大学経済学部) home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
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