[fpr 2892] 心理学科・統計学のテキスト

Takashi TSUZUKI

南風原先生　　Cc: fprの皆様

都築＠立大です．
貴重なアドバイスをいただき，ありがとうございました．

At 23:49 05/12/21, 南風原先生 wrote:
>一般に，どのテキストが最適かは，
>　・どこまで広く，どこまで深い学習を目指すのか。
>　・何コマ使って授業するのか。
>　・１冊のテキストで完結させるのか。
>　・教師の指導力は？
>　・学生の資質は？
>など，さまざまな要因によって答えが違ってきますよね。

国公立と違い，私の勤務校（私立文系）の場合は下記です：
・1年生に対する，記述統計学と推測統計学の基礎
・１週間に１コマ：前期（統計学１），後期（統計学２）
・学生に前期と後期で，異なるテキストを購入させるのは困難
・教師の指導力：中以下
・学生の資質：数学Ⅰまでで入学してくる学生も少なくない状況

従いまして，わかりやすいテキストで，演習問題も多いものが良い
ということになりそうです．

とはいえ，最近はソフトが充実していますので，少しadvancedな内容の
解説も後半にあっても良いように思います．

>（１）『よくわかる心理統計』（山田剛史・村井潤一郎，2004，ミネルヴァ
>書房）
>（２）『統計分析のここが知りたい－－保健・看護・心理・教育系研究のま
>とめ方』（石井秀宗，2005，文光堂）

上記2冊を，さっそく検討してみます．ありがとうございました．

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