[fpr 3023] SPSSの偏イータ2乗

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。
> 分散の分割に基づいて分散説明率を求めたものが η-square ですから,それに名
> 前を付けてしまおうという発想があって,混乱が生じてきたのではないかと推測
> します。しかし,歴史的にも,また,R と R-square との関係と統一的に扱うう
> えでも,ηのほうを相関比と呼ぶのが適切だと思います。

あらためて分散分析の代表的テキスト(Kirk, Winer, Keppel) を見るとCorrelation 
ratio=eta となっています。私としては相関比ということばは数量化の本特に駒澤氏のも
ので覚えたのでイータ2乗として入っているのですが、そうではなかったのか。

----
堀 啓造(香川大学経済学部)
home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/



スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。