[fpr 3541] 少数例の検定について

麓信義

初歩的なことですがご教示下さい。

 研究論文を読んでいて、N=3で分散分析をしているのにぶつかりました。少数ではダメだと書いてあるのを読んだ気がしていたので手元にある統計書をいくつか見たのですが、書いてあるものが見つかりませんでした。ウェブを見ると「そもそもn=3で有意差を求めようという発想自体がナンセンス」などという記述はありました。
 私もそう思うのですが、「Nが3でも、等分散検定もやって、きちんと処理した」と言われた時に、何と答えるのでしょうか。また、「それでは、Nが5ならいいのか」と聞かれた時は何と答えたらいいのでしょうか。N=10ぐらいなら、いくつも論文がある気がしますが・・。
 初歩的なことですが、お答えいただければ幸いです。またわかりやすく説明している本があればご紹介ください。

 ちなみに、検索していたら、実際にコンピュータで分散分析をシミュレーションした論文がありました。でも、Nを10から50まで変えた計算をして結果を比較しており、10以下での分散分析など発想外のようです。

弘前大学教育学部保健体育講座 麓 信義


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