[fpr 3588] 相関係数のデモプログラム

岡本安晴


 岡本@日本女子大学心理学科です。

 統計量としての相関係数を具体的に体験できるように、
相関係数がrである2変量正規分布からのサンプリングを
シミュレーションで行うプログラムを
http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/sampling_simulation/#BM2
に用意しました。統計量としての相関係数はサンプル数が少ないとき
大きく変動しますし、サンプル数が2のときは、相関係数は特別な場合を
除き、+1またはー1になりますが、これらを体験することができます。
 また、データをプロットして与えた散布図に対して相関係数を求める
プログラムを
http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/CorCalcFromScatter/
に上げております。どのような散布図の場合に相関係数はどれくらいに
なるのかを体験することができます。

 散布図から相関係数を与えるプログラムは、Visual C++/CLR 2008で
作成した.NETのプログラムですが、2変量正規分布からのサンプリングを
行うプログラムはVisual C++/CLR 2012で作成しました。
 Visual C++ 2012は、Windows 8の機能を活用する開発環境としての
側面が強調されていますが、Windows 7での.NETプログラミング ツール
としても、その使い勝手の向上が実感できます。
 Visual C++/CLR 2012のフォーム・プログラミングの場合、
新規作成は「空のプロジェクト」から始めることができますが、
この「空のプロジェクト」から始める方法は、DirectX、OpenCVあるいは
OpenGLを用いるネイティブC++のプログラミングではVC++2010以前から
行われていたことです。VC++/CLRによるフォームプログラミングも
ネイティブVC++によるフォームプログラミングと同じような手順に
なったといえます。
 Visual C++/CLR 2012によるフォームプログラミングの説明は
http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/easyvcpp2012/
に用意しております。

横浜市在住
岡本安晴







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