[fpr 3716] 臨床試験被験者データ企業外公開・共有化に対する匿名化等の講演と情報交換会のご案内

watanabe michiko

みなさま
 下記の要領で標記の内容の講演等を含めた情報交換・勉強会のイベントが
開催されますので、ご案内いたします。
 本イベントは国際団体PhUSE(Pharmaceutical Users Software Exchange)の
日本でのSDE(Single Day Event)として開催されますが、会議使用言語は
日本語です。

日時:2015年6月30日 9:00〜17:00
場所:SAS Institute Japan株式会社
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー11F
テーマ: Clinical Trial Data Sharing and Safeguarding the Privacy of Patients

【背景】
これまで製薬企業で保管され門外不出だった臨床試験の被験者レベルの
データを、公衆衛生向上への貢献を目的に、企業外に公開する動きが
急速に進展しています。既に、海外の主だった製薬企業は、
「責任ある臨床試験データ共有の原則(EFPIA/PhRMA,2013年7月)」に
添う形で被験者レベルの臨床試験データを外部の研究者と共有する活動を
表明または始めており、日本でもその動きが出てきております。
 この背景を踏まえ、データのプライバシー保護や匿名化・
秘匿化について学術的な側面および実務上の側面、日本および海外での動向を
集中的に講演を含め、情報交換・議論していきます。

講演内容:
1.Outline of the Legal System for the use of Microdata of Official Statistic
s 
 Yoshiyuki Kobayashi,総務省統計研修所
2.Global Trends in Clinical Trial Data Sharing (CTDS)
 Atsushi Hyogo, 第一・三共
3.Privacy Enhancing Technologies for Personal Data Analysis,
   Jun Sakuma, 筑波大学
4.Challenge Examples: Public Institution
   Kiyomi Shirakawa、独立行政法人統計センター、一橋大学
5.PhUSE CSS Report, Ippei Akiya, DataDriven 
6.IT Environments for CTDS, Toru Tsunoda, SAS
7.PhUSE De-Identification Standards for SDTM
  Jean-Marc Ferran, PhUSE Board & Koichi Yamaguchi,Eli Lilly Japan
8.Quiz: Are You Still With Me?
 Maiko Akutagawa, Takumi Information Technology
9.CTDS Preparations: Pharmaceutical Company in JPMA DS-TF8,
Shin Aoki,アステラス, Mina Izuchi, ファイザー & Yoichi Higashibeppu, エーザイ
<Q&A Session>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
詳細は、下記のサイトを参照ください。PhUSE非会員も参加できます。
http://www.phuse.eu/Japan2015.aspx
本件に関する問い合わせは、
第2回SDE東京
phuse.japan.2nd (at) gmail.com
まで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

慶応義塾大学大学院
 渡辺美智子


スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。