In message <9502271710.AA25786 (at) cctu-mail> i22940 (at) cctu.cc.tohoku.ac.jp wrote: はじめまして、松田浩平@東海大(自宅です)。 このMLに参加させて頂きました。ワークショップの企画には大賛成です。 > そのきっかけというのは,1つは社会心理学をしている友人の調査データの分析法 >を話し合っていたとき,彼が「因子分析なんてそんな厳密な方法じゃないから(あま >り真剣にやっても)」といった発言をしたこと(括弧内は口には出さなかったかがそ >んなニュアンスだった,という事).もう1つは東大理学部の人類学をやっている方 >と統計法について少しメイルで議論をしたことです.彼に言わせると,因子分析は厳 >密には探索的データ解析ではないそうです. 厳密なのが、良いとも限らないのが心理学の面白いところでもあ ると思いますよ。 あくまでも推測ですが、たぶん、その友人は、確認的因子分析法 までは言及していなかったような気がします。因子分析法は、技 法の特性まで考慮して議論しないと怖いですよ。多くの人が、何 の疑いもなく、主因子解→バリマックス回転まででおしまいます が、因子スコアを含めた議論間で行なってくれないようです。回 転法についても罵詈^h^hバリマックス法は、探索的研究の文脈に 添えば問題が多い技法の一つです。 -- 松田浩平@麻生区.川崎市.日本 (Kouhei Matsuda Asao, Kawasaki, JPN.) jetta (at) marie.iijnet.or.jp (GBC01634 (at) niftyserve.or.jp)
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