[fpr 41] JPA Workshop

長谷川芳典

FPR参加者各位
 以下の内容で日本心理学会ワークショップの企画書を提出したい
と存じます。
 ご意見などございましたら、FPRあてに14日までにお願いし
ます。(文中の※印部分は、大会本部には送りません)
 
テーマ:心理学研究の自己評価(2):統計的検定は心理学研究に
    何をもたらしたか
 
※南風原さんからのご指示により上記のように副題を追加しました。
 
企画者:長谷川芳典 (岡山大学文学部)
    ※来年はぜひ別の方にお願いします。
司会者:松井孝雄 (新潟国際情報大学)
    ※松井さん、今回はこういうことでよろしいでしょうか。
話題提供者:南風原朝和 (東京大学教育学部)
 
要旨:
 基礎的統計解析の誤用問題を取り上げた昨年度のワークショップ
の発展として、心理学研究における統計的検定の利用に関する方法
論的問題を扱う。
 今回は特に、(1)Fisher理論とNeyman-Pearson理論との対立点を正
しく把握し、(2)検定力分析に関するCohenらの主張の長所・短所を
考察し、(3)研究結果の一般化や研究計画立案における諸問題を討議
することを主たる目的とする。 通常の話題提供と指定討論にくわ
え、パソコン通信ネットワーク上で議論された諸問題についての集
約を行なう。参加者各自は、テーマに関係した著書や論文別刷や諸
報告や資料などを持ち寄り、情報交換を行なう。
 
指定討論者:海保博之 (筑波大学心理学系)
 
追伸:すでにごらんになった方も多いかと存じますが、教育心理学年
報34集には、南風原さんの“教育心理学研究と統計的検定”のほか、
“データ解析テクニカルブック”の編著者のおひとりの吉田寿夫さん
が“学校教育に関する社会心理学的研究の動向−−研究法についての
提言を中心にして−−”という論文を掲載されておられます。
吉田さんは、残念ながら現在のところパソコン通信をされておられな
いそうですが、いずれFPRにご登場いただき、また次回以降のワー
クショップで話題提供などしていただければと期待しております。

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