佐田@九大と申します。 鏡映描写課題で所要時間と逸脱数を測定した場合、分散の等質性や分布の正規性 の仮定を満足させる為、また過去の研究より心理学的な直線関係が成り立つと考 えられることから、所要時間に対しては対数変換、あるいは逆数変換を施し速度 として用い、逸脱数に対しては開平変換したのち、統計的検定を行うのが妥当で あると私は解釈致しております。 しかし、私は逸脱数の測度としての妥当性には疑問を感じており、それにかわる 測度として、描写距離での測定を考えております。 逸脱数に対してはポアソン分布の仮定から開平変換を行うのに対し、描写距離の 場合はポアソン分布を満たしておりませんので、この場合心理学的にみて如何な る変数変換が妥当であるのか、ご教示戴きたくメールさせて戴いた次第でありま す。 ご多忙の折誠に恐縮ですが、質問内容からして手短で結構ですので、ご回答下さ ると幸いです。 また参考文献等ございますようでしたら、ご教示下さるわけには参りませんでし ょうか。 こちらのメーリングリストには不適切な内容と危惧致しますが、何卒宜しくお願 い申し上げます。 --- 九州大学文学部心理学教室 研究生 佐田吉隆 E-mail:sadaltm (at) mbox.nc.kyushu-u.ac.jp
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