南風原@東大教育心理です。 >ワークショップにつきましては、昨年までは、いろいろないきさつから >(統計解析にはまったく実績のない)長谷川が企画者をひきうけさせて >いただきましたが、今回は、ぜひ、別の方から積極的なご提案をいただき、 >新鮮な企画者のもとで、WSを継続させていただければと希望いたしま >す(WSの名称については、これまでの“心理学研究の自己評価”という >名前にこだわらなくてよろしいかと思います。) 私としては,企画者もWSの名称もこれまで通り継続して いただくことを希望します。その上でfprのメンバーか ら案を募るということで良いのではないでしょうか。 >私自身は、もともと素人で特別に提供する話題はございませんが、昨年 >11月より、動態モデル、ラグ・シーケンシャル解析、ジャックナイフ、 >ブートストラップなどに詳しい中田隆行さんが、岡大の助手として赴任 >しておりますので、もし関連するテーマでWSが開催されることになれば >推薦申し上げたいと存じます。 前2回が検定を中心とした「推測統計」の利用に関するも のでしたから,その枠組みでの新しい展開として,ブート ストラップ法について論じていただくのも新鮮で面白いと 思います。 一方,もし心理学研究で実際に多用されている統計的方法 を取り上げて,反省的に吟味するという流れを引き継ぐと したら「因子分析の利用」に焦点を当てたWSも良いので はないかと思います。 昨年度のWSで指定討論者をして下さった服部さんは,この テーマについて既に多くの話題をもっていらっしゃるようで す(その時に配付された資料の後半部分参照)。また,同じ 大会でポスター発表された渡邊芳之さんは「「ビッグファイ ブ」は何の構造か」というテーマで「因子分析で得られる構 造とは何か」という基本的な問題について考察されています。 こうした議論も「心理学研究の自己評価」というWSにふさ わしいのではないでしょうか。 >今回は、主催校に豊田秀樹さんがおられますので、できればひとこと >ご提案などをしていただければ幸いです。 豊田さん。主催校として計画されているシンポジウムで,fpr と関係の深いものがありますか? 追伸:メールアドレスが変わりました。 ==================== 南風原朝和 (はえばら ともかず) haebara (at) educhan.p.u-tokyo.ac.jp 〒113 文京区本郷7-3-1 東京大学教育学部 TEL: 03-5802-3350 FAX 03-3813-8807 ====================
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