長谷川先生のご指名(?)がありましたので、新参モノですが発言いたします。★と りあえず渡邊はfprに登録していませんが、日心には参加すると思います。ワーク ショップも参加可能でしょう。知能や性格に関する理論は因子構造という魔物に蹂躙 (?)されてきたので、じっくり・ゆっくりと考える必要があると思います。★私の 関心としては、因子分析よりもさらにその原点である相関係数の性質という問題に関 心があるのでそちらをやっていただけるとうれしいです。相関係数はそもそもデータ の個人間変動がなければ指標として意味をなさないということに加え、遺伝的研究と いう「(相関よりは)因果、(変化よりは)安定を求める研究」の指標として使われ てきたことによる制約があるように思えるのです(うまく表現できませんが)。前者 の件については、たとえば素人心理学関係のデータで、全員が「あてはまる」と答え るような項目は因子分析にかけるとはじきとばされてしまうのではないか、と思うの ですが、どんなもんでしょうか。★非常に忙しく暮らしていて考えがまとまりません が、とりあえずご指名にこたえて。それから、替え歌への賛辞ありがとうございまし た。反響が多くないのでうれしいです。 佐藤達哉@福島大学行政社会学部 a096 (at) mail.ipc.fukushima-u.ac.jp
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