堀 啓造@香川大学経済学部です。 長谷川@岡山大学文学部心理学教室さん 前に謝って送ったとおもったものは送っていませんでした。 >fpr184>SD法では常識化している。 ここは、SD法では間隔尺度化として処理するのが常識化しているということです 。このあたりは、リッカート尺度全体の問題でもありますが。当然SD法の各項目 の相関をとって因子分析をするというあたりにも影響は及んできます。 >ノンパラ検定のことを言っておられるのでしょうか? >ノンパラ検定の中で学生でも簡単に使えるオススメの検定法を御紹介いただけ >れば幸いです。 2群間なら、手軽に順序尺度間のクロス表の検定をしています。これはまずいのか な(^^;。 >“あてはまる、どちらとも言えない、あてはまらない”という3択の質問は名 >義尺度として扱ったほうがよい場合もあるように思いますが... 論理的にどちらか言える場合に「どちらとも言えない」は「どちらとも言える」と いうことですね。そういう意味では中間です。もちろんこれを名義と解釈してもい いでしょう。モデルの問題でもあると思います。 しかし、背反的なものでないときの「どちらでもありえない」なら名義尺度です ね。ども、「あてはまる」、「あてはまらない」にこの場合はないと思います。こ のほか「わからない」なども名義尺度ですね。 いずれにしても1つの項目だけで尺度だというのは困り者です。 香川大学経済学部 堀 啓造 hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp
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