堀 啓造@香川大学経済学部です。 混乱をした書き方をしたので少し整理します。 因子分析の最小2乗解について (1)共通性が1を超えるか (a)Harman(1976) Modern factor analysis. 3rd ed. U. of Chicago Press. によると、1を超えないように調整することができる。 (b)SPSSやSASではこのような調整はしない。 (2)どのようなときに共通性が1を超えるか (a)一般にこのような解をもつケースを Heywood case とよぶ。 Heywood,H.B. 1931 On finite sequences of real numbers. Proc. Roy. Soc. Lon. 134:245-501 .(未見) (b)服部さん[fpr168] 普通はデータや因子数が不適当なとき (a)(b)は別に矛盾するものではない。(b)ならULSの利点にもなるだろう。 香川大学経済学部 堀 啓造 hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。