長谷川@岡山大学文学部心理学教室です。 日本心理学会の大会事務局より、ワークショップ承認の通知をいただきました。 申し込みの内容は以下の通りです。 ======================================================================= 心理学研究の自己点検(3):心理学研究における因子分析適用の諸問題 要旨 因子分析は,本ワークショップで過去2回にわたって取り上げた統計的検定 と並んで,心理学研究で最も多く用いられている方法である。しかし,因子分 析を用いて行われてきた研究をレビューしてみると,方法の選択やオプション の指定,あるいは概念の理解や結果の解釈において,問題となる点が散見され る。 今回のワークショップでは,まずこうした問題について話題提供をしていた だき,その後,指定討論者からのコメントと,参加者からの自由な発言を交え て討論を進めていきたい。その中で,心理学研究において因子分析を適用する 際の実用的な知見(たとえば斜交解の解釈の仕方,因子分析結果に基づいて構 成する下位尺度の得点化法の選択,仮説検証的・モデル評価的な因子分析の適 用上の留意点など)が共有できればと考えている。 企画者 長谷川 芳 典(岡山大学) 南風原 朝 和(東京大学) 司会者 市 川 伸 一(東京大学) 話題提供者 服 部 環(宇都宮大学) 指定討論者 前 田 忠 彦(統計数理研究所) ====================================================================== ・企画者の筆頭に統計解析の素人の長谷川の名前がありお恥ずかしいのですが 統計解析以外のテーマを扱う可能性も含めて継続性をもたせる意味から、 南風原さんのおすすめもあって、上記のようにさせていただきました。 ・前回は“心理学研究の自己評価”というメインタイトルになっておりました が、かねてより、“自己点検”のほうがよいのではないかと思っておりまし たので、この機会に勝手に変更させていただきました。 ・会場はOHPのみ設置されるそうです。 ====================================================================== 私の研究室からもWWWにアクセス(という表現は変かな?)できるようにな りました。 さっそく、松井さんがご尽力くださった http://www.nuis.ac.jp/~mat/fpr/index.html を拝見しましたが、実にすばらしい。 発言者別のリストもあり、これでは、あまりトンチンカンな発言などできない なあ、と思いました。 このホームページがあれば、長期出張の時などはいったんfprメンバーから 脱退しておいてmboxが満杯になるのを回避し、戻ってから再加入するとい うこともできますね。 松井さん、どうもありがとうございました。 長谷川芳典 岡山大学文学部心理学教室
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