松井%管理人@新潟国際情報大学です. 一時期はだいぶん賑わっていたfprも,ここしばらくは閑古鳥状態 でちょっと寂しいですね.まあ,無理して活発にさせる必要はない のですけれども,できればせっかくの場所を活かしたいです.とい うわけで,いくつか思いついたことを書かせていただきます. ・日心のワークショップの準備や前もっての議論は,やはりここで やるということにしませんか? 日心に参加されない方もおられるの は確かですけれども,もともとこのメーリングリストの目的のひと つだったわけですから... 候補者選びでもなんでも,トラフィック は気にせず流していいのではないかと思います.そこから話題が広 がるということもありますし.(よろしくお願いします > 長谷川さ ん) ・[fpr 283]で堀さんに教えていただいた"PSCHOLOGICAL ONLINE DOCUMENTS"を見ていて思ったのですけれども,こんなような文書集 積所を日本にも作れないでしょうか? 日本でも心理学関係のWWWサ イトは多くなってきましたけど,どうしてもリンク情報が多くて (人のことはいえませんが... ^^; ),一次情報のあるところが少な いように思います.といって,いきなり"PSCHOLOGICAL ONLINE DOCUMENTS"みたいにきちんとしたものを作るのは大変ですよね.そ こで,まずはとりあえず,出版/投稿するほどでもないけど... と いう手持ちの文書(例えば講義に使った自作テキストや資料とか, 紀要論文とか,学会発表資料とか)を集めてみてはどうでしょう. fprはそれらについて議論する場にすればいいですよね. ・さらに,fpr-MLのプロジェクトとして何か文書を作成して,それ をネットワークで利用可能にするというのはいかがでしょうか.例 えば,私が以前からあるといいなあと思っていたのは,統計手法ご とに誤用例を集めて,どこがいけないのかを具体的に書いた事例集 です.統計の初学者が自分のデータをどう分析するかを考えるとき は,教科書に載っている手法の利用例を見ながら類推していくこと にどうしてもなりがちですが,その際,正しく適用された例ばかり 見ていると拡大解釈してしまう虞れが大きくなります.たくさんの 誤用のサンプルがあれば,少なくとも同じ間違いはしないでしょう し,理解にも役立つと思います.大学で教えておられる方々は,テ ストや卒論などで誤解/誤用の例には事欠かないのではないかと思 いますので,そういったものをfprに出していただき,議論を経て から纏めてみてはどうかと思うのです. ということで,御意見をお待ちしています. 松井孝雄 新潟国際情報大学情報システム学科
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。