狩野@つくば大学です > 金明秀@無所属です。 > > In "[fpr 294] Re: FA of bin data " > "Yutaka KANO (Tsukuba University) <kano (at) math.tsukuba.ac.jp>" wrote. > > >順序尺度の共分散構造分析に関して最近,次のような文章を書きました. > >きっちりとした理論体系がないと思われるので,皆さんのご意見を伺い > >たいと思い,fprに出すことにしました.LaTex format なので,少々 > >見にくいところは我慢してください. > > [...snip...] > >などです.順序尺度のデータに対して,次の3通りの扱い方があります. > > [...snip...] > >\item[(3)] 多項分布に基づく方法 > >\end{itemize} > > 恥ずかしながら不勉強なため,この3番「多項分布に基づく方法」が具体的に > どういう手続きのことを示しているのか分かりません。よろしければ,参考文献 > を教えていただけますでしょうか。 > > よろしくお願いします。 > 「因子分析ーーその理論と方法」by柳井+繁桝+前川+市川の5章に詳しく 出ています。ふつう、2値データの因子分析というとこの方法を指す。 観測変量の次元をpで2値データの場合は、反応パターンは 2^p 個あること になり、すべての個体は、この反応パターンのひとつに反応することになります。 したがって、データは反応パターンの度数であらわされます。つまり、多項分布 になるというわけです。この多項分布の生起確率を因子負荷行列と特殊分散行列 (+閾値)の関数で表し、これらを推定します. > 3月31日付けで大阪大学は退学しました。 > 9月に研究員としてUCLAに行くまでは無所属のプーです。 > The HAN World: http://www.han.org/ どの Department ですか? 私は89年度,Department of Psychology にいました. といっても、実は、心理学は勉強しませんでした。 ================================================================= 狩野 裕 (筑波大学数学系) Phone: 0298-53-4229(DI) e-mail: kano (at) math.tsukuba.ac.jp Fax : 0298-53-6501 =================================================================
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