鈴木@日経リサーチです. 前発言の訂正です。 》柳井氏は共分散を要素とする構造ベクト 》ルを、同じ記号で固有値ベクトルと呼んだ後、相関行列から出発した場合は、 》構造ベクトルは「主成分負荷量」と呼ばれる(!)と解説しています. いま、柳井他「多変量解析ハンドブック」(現代数学社)をみたら、「主 成分構造ベクトル」と呼んでおり、記号は ~ をつけて区別しています。 HALBAU-4のマニュアルは同書を下敷きにほとんど同じ文章なので、マニュ アルと原著を混同したようで、失礼しました。 #主成分分析も重回帰分析も正準相関分析も判別分析も、つまり多変量解析 #の基本的な手法を、構造ベクトルと重みベクトルを使いながら、合成変量 #と相関最大化という基準で、終始一貫して説明した芝「相関分析法」(東 #大出版)は、古いけどユニークで分かりやすい入門書だと思います。
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