南風原@東大教育心理です。 日本心理学会のワークショップが間近になりましたので,企画の要旨を再掲 しておきます。 日時は 9月10日(火)(第1日目)の午後4時から5時30分まで 場所は 立教大学5号館 4階 5402番教室 です。 ====================================================================== 心理学研究の自己点検(3):心理学研究における因子分析適用の諸問題 要旨 因子分析は,本ワークショップで過去2回にわたって取り上げた統計的検定 と並んで,心理学研究で最も多く用いられている方法である。しかし,因子分 析を用いて行われてきた研究をレビューしてみると,方法の選択やオプション の指定,あるいは概念の理解や結果の解釈において,問題となる点が散見され る。 今回のワークショップでは,まずこうした問題について話題提供をしていた だき,その後,指定討論者からのコメントと,参加者からの自由な発言を交え て討論を進めていきたい。その中で,心理学研究において因子分析を適用する 際の実用的な知見(たとえば斜交解の解釈の仕方,因子分析結果に基づいて構 成する下位尺度の得点化法の選択,仮説検証的・モデル評価的な因子分析の適 用上の留意点など)が共有できればと考えている。 企画者 長谷川 芳 典(岡山大学) 南風原 朝 和(東京大学) 司会者 市 川 伸 一(東京大学) 話題提供者 服 部 環(宇都宮大学) 指定討論者 前 田 忠 彦(統計数理研究所) ======================================================================
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