立教大学の都築という者です。このニュースグループは豊田先生から教えてもらい ました。私の専門は、実験心理学・心理言語学で、現在、UCSCに滞在しています。 今回は、項目分析について情報を得たいと思い、発言させていただきます。 先週、高名な心理言語学者と米国最大規模の心理言語学の大会の1つでもある Psychonomic Societyの大会でかなり長い時間話す機会がありました。そこで、 その心理言語学者が、通常のANOVA(F1)では有意差が出ても、被験者数を無視し、 刺激項目の数だけに基づく項目分析のANOVA(F2)では有意差が出難く、雑誌論文 の審査に通らないとぼやいていました。彼によれば、Clark(1973)の論文以来、 欧米の心理言語学の学会誌では、上記のF1とF2がともに有意にならない限り、 審査に通らないとのことでした。日本では、この方法はまだそれほど一般的で はないと思うのですが、もし項目分析についてよくご存知の方がいらっしゃいま したら、情報を教えてください。(もうこのニュースグループでは討論された問題 かもしれません。) ------------------------------------------------------------------------ Takashi TSUZUKI, Ph.D. Home:1125B 9th St. (Building 28, apt B), Albany, CA94710, USA Tel & Fax 510-558-8250 E-mail: tsuzuki (at) rikkyo.ac.jp Office:Room 408, Psychology Department, Social Science II, UCSC, CA95064 Tel 408-459-5698 E-mail:tsuzuki (at) cats.ucsc.edu http://shakai.rikkyo.ac.jp/socio/bld912/tsuzuki/index.htm ------------------------------------------------------------------------
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