堀@香川大学経済学部です。 Takashi Tsuzuki <tsuzuki (at) rikkyo.ac.jp> さんは書きました: >先週、高名な心理言語学者と米国最大規模の心理言語学の大会の1つでもある >Psychonomic Societyの大会でかなり長い時間話す機会がありました。そこで、 >その心理言語学者が、通常のANOVA(F1)では有意差が出ても、被験者数を無視し、 >刺激項目の数だけに基づく項目分析のANOVA(F2)では有意差が出難く、雑誌論文 >の審査に通らないとぼやいていました。彼によれば、Clark(1973)の論文以来、 >欧米の心理言語学の学会誌では、上記のF1とF2がともに有意にならない限り、 >審査に通らないとのことでした。日本では、この方法はまだそれほど一般的で >はないと思うのですが、もし項目分析についてよくご存知の方がいらっしゃいま >したら、情報を教えてください。(もうこのニュースグループでは討論された問題 >かもしれません。) Clark の論文は言語心理学関係では有名です。この分野でなくても 小牧純爾『データ分析法要説』ナカニシヤ出版(1995)でも言及されています。 ところで、これと項目分析とがどう関係するのかよくわかりません。教えていただけます か。分散分析で項目とか項目分析とかいっていたかな。 項目分析はitem analysis でいいんでしょうか。 香川大学経済学部 堀 啓造 e-mail hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp home page http://fourier.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
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