はじめまして、NTTソフトウェア研究所の溝渕と申します。 サイバースペースにおけるヒューマンコミュニケーションの研究をしております。 楠見先生よりこのメーリングリストを教えていただきまして、メールを出さ せていただきました。(リストに加えていただけないでしょうか>管理者様) 先日「チャットに関するオンラインアンケート」 (http://web.slim.imnet.ad.jp/~buchiko)を実施し、そのデータをSASで解析 しようとしているのですが、分からないことが多く、ほとほと困っております。 突然のお願いで恐縮ではございますが、お知恵を貸していただけないでしょう か。 以下、質問内容です。 obsavation数は99です。「チャットを利用する目的」についての13項 目の質問(該当すれば1、そうでなければ 0のデータ)を因子分析し、5つの 因子を得ました。(プロマックス回転、因子間相関は見られず。)このうち、 「オープンコミュニケーションを求める因子open」 「クローズドコミュニケーションを求める因子close」 「コンサマトリな因子cons」 「目的志向的因子mean」 の4つについて、それぞれの、利用態度および行動を表わす別の変数 「新参者に対する態度new」 「参加人数についての意識num」 「参加者についての知識についての意識know」 「複数チャネルへのアクセス傾向act」 (いずれもカテゴリカルデータ) との関連を見たいのですが、 1)ある変数群から導き出された因子と、別の変数との相関、というのは、調 べられるのでしょうか?こういうとき、共分散構造分析を使ってもよいのでしょ うか? 2)各因子ごとに、 外生変数(利用目的)→オープンコミュニケーション因子→オープン傾向→ 外生変数(参加者、参加人数に対する意識、マルチアクセス) というPLSモデルを作って計算してみたのですが、「固有値が0になる」と いうwarning が出て、因果係数が1を越えたりして、うまく計算できません。 いったい何がいけないのでしょう... 因にプログラムは以下の通りです。 proc calis data=qdata edf=98 gtol=0.00001 all nomod cov ; TITLE 'モデルA' ; LINEQS Fxopen = G_11 pur5 + G_12 pur10 + G_13 pur2 + G_14 pur11 + D1, Fxotend = 1.00 Fxopen + D2, new1 = 1.00 Fxotend + E1, new2 = L_11 Fxotend + E2, new3 = L_12 Fxotend + E3, num1 = L_13 Fxotend + E4, num2 = L_14 Fxotend + E5, know1 = L_15 Fxotend + E6, know2 = L_16 Fxotend + E7, act1 = L_17 Fxotend + E8, act2 = L_18 Fxotend + E9, act3 = L_19 Fxotend + E10; STD E1 - E10 = DEL1 - DEL10, D1 D2 = 0.00 PSI2; RUN; どうぞよろしくお願い申し上げます。 ====================================================================== 溝渕 佐知(みぞぶち さち) NTTソフトウェア研究所 第一プロジェクト Tel:0422-59-2486 Fax:0422-59-2489 〒180 東京都武蔵野市緑町3-9-11 http://web.slim.imnet.ad.jp/~buchiko ======================================================================
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