前田@統計数理研究所です。 「心理学の研究方法論」そのものではありませんが、測定法に関するシ ンポジウムですので、この場を借りて御紹介させて戴きます。長くて失礼 します。 QOL(Quality of Life) の測定に関するシンポジウムです。参加自由 で、事前の予約等不要です。奮って御参加下さい。 96.12.13 --------------------------------------------- 前田 忠彦@統計数理研究所 maeda (at) ism.ac.jp (TEL: 03-5421-8734, FAX: 03-5421-8796) --------------------------------------------- (Reply-To: を投稿者本人に指定しました) (以下案内) -------------------------------------------------------------------- 第61回行動計量シンポジウム 開催のお知らせ 日本行動計量学会 運営委員会 テーマ : 生と死の行動計量(4) − QOL評価測定尺度をめぐる諸問題 − 日 時 : 1997年1月11日(土) 13:00 〜 17:00 場 所 : 統計数理研究所・講堂(〒106 港区南麻布 4-6-7) 企画の趣旨 今年、日本緩和医療学会が発足したが、この学会の設立趣旨はガン患者 の終末期医療はもとより、様々な死に至る病に対する全人的医療の方法を 模索し、患者中心の医療をいかにして最良のものにするかを考察すること にある。この分野は医学、看護学はもとより社会学や心理学、宗教学、哲 学を含む大規模な関連学問領域を擁する極めて学際的色彩の強い分野であ る。そこでは、いかなる治療を施しても、ガン患者の全人的苦悩は去らな いという状況を踏まえつつ、ガン患者の臨床医学における治療を目的とす る方法に加えて、患者のQOL(Quality of Life) を重点的に研究する。 ホスピス運動が1970年前後に大きく動き出したのと相まって、WHO(世 界保健機構)がQOLを軸として治療に当たる事を積極的に提唱している。 1996年度の日本統計学会のチュートリアル・セミナーにおいても「臨床研 究におけるQOLの評価」と題して、QOL評価測定尺度の問題が取り上 げられている。日本行動計量学会においても、これまで「生と死の行動計 量」と題するシンポジウムを開催してきた。今回の「生と死の行動計量」 は4回目を迎えるが、特にQOL評価測定尺度作成における行動計量学的 視点に重点を置き、第一線を行く専門分野の研究者にQOL評価測定尺度 に関わる問題点を十分に議論して頂く。このシンポジウムは、これからも 継続していく予定である。 会員のみならず、非会員の方々も奮ってご参加頂ければ幸いである。 オーガナイザー : 丸山 久美子 (聖学院大学政経学部) -------------------------------------------------------------------- 第61回行動計量シンポジウム 生と死の行動計量(4) − QOL評価測定尺度をめぐる諸問題」− プログラム 日 時 : 1997年1月11日(土) 13:00 〜 17:00 場 所 : 統計数理研究所・講堂(〒106 港区南麻布 4-6-7) 司会・総括 柳井 晴夫(大学入試センター) 13:00 - 16:30 講 演(各45分程度) 1. 産科医学の立場からQOLを考える 久保 武士(筑波大学臨床医学系) 2. 緩和医療の立場からQOLを考える 石谷 邦彦(東札幌病院院長) 3. 社会医学の立場からQOLを考える 山岡 和枝(帝京大学法学部) 4. 看護学の立場からQOLを考える 平山 朝子(千葉大学看護学部) 16:30 - 17:00 総合討論 -------------------------------------------------------------------- 主 催 : 日本行動計量学会 交 通 : 地下鉄日比谷線広尾駅下車 有栖川公園方面徒歩約7分 統計数理研究所の地図は下記URLを参照 http://www.ism.ac.jp/ 照会先 : 田栗 正章(千葉大学理学部) 〒263 千葉市稲毛区弥生町 1-33) Tel:043-290-2725 Fax:043-290-2733 E-mail:taguri (at) math.s.chiba-u.ac.jp -------------------------------------------------------------------
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