南風原さんの次の御教示の通りですが、 >変数の共通性は,その変数と共通因子空間との関係で決まるもので, >共通因子空間にどのような座標軸を設定するか(因子をどのように >回転するか,直交か斜交か)によって変化するものではありません。 >ですから,初期解で推定された共通性は,斜交回転後も同じです。 斜交解で確認するときは以下のようにしてできます。 因子分析のモデルを z = Pf + e とおきます。 ただし、 P:パターン行列 f:因子ベクトル e:エラーベクトル です。 このとき、共通性は E((Pf)(Pf)') の対角成分で与えられます。ただし、 E(X) は確率行列Xの期待値です。 (Pf)(Pf)'=Pff'P' ですから、共通性は PGP' ただし、G=E(ff')=因子相関行列 の対角成分となります。 岡本安晴@金沢大学文学部 C00279 (at) sinet.ad.jp
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