R大のTです ワークショップの案を1つ提案します 企画: 長谷川芳典氏・堀 啓造氏 話題提供:豊田秀樹 発表題目:共分散構造分析による因果モデルとは何か (1時間10から25分位) ー質問紙調査と実験的研究の相違を中心にー 指定討論:お一人か,お二人(各15分位) 自由討論:20分位 haebara (at) educhan.p.u-tokyo.ac.jp (南風原朝和 (Haebara)) さんは書きました: >南風原@東大教育心理です。 >参考までに,教育心理学会の研究委員会企画シンポジウムとして計画が進 >んでいるものを紹介しておきます。以下の3つです >(A)統計的データ解析のガイドラインをめぐって >... こちらの話題提供に全力投球しようと思っていたので,しずかにしていたのですが, ちょっと気がかわったので上記の提案をすることにしました.主旨は企画者長谷川 さんの "Y.Hasegawa/長谷川芳典" <hasegawa (at) cc.okayama-u.ac.jp> さんは書きました: >>(1)パス解析(共分散構造分析)について >>(2)質的データ解析について >>(3)実験研究によって何がわかるのか >>(4)質問紙調査によって何がわかるのか >>(5)個体差の分析によって何がわかるのか の(1),(3),(4)であり,私自身とても関心があり,だれかと熱い議論してみたくなった ので提案しました.数理的に明確に答えのでる問や誤用に対する注意は,メーリングリ ストのほうが適当なので「因果モデルとは何か」のような大風呂敷を広げたその場で議 論することに意義がある主題にしたいと思いました.指定討論者の方ですが,繁桝さ ん! いかがでしょうか? リストでご指名は失礼かとも思いましたが,理由は Shigemasu Kazuo <kshige (at) bayes.c.u-tokyo.ac.jp> さんは書きました: >繁桝です. >共分散構造分析、あるいは、SEMは、理論的発展の >必然だとは思いますが、全て質問紙から、でた因子間の因果関係モデルでは、 >現実との足掛かりが乏しいのではないかと愚考致します. とおっしゃっていらっしゃいますし,私が頂いた年賀状に「今年は議論しましょう!」 と直筆で書いてくださっていたので,もしかしたらお相手願えるかと思った次第です. 更に,立候補してくださる方がいらっしゃれば,熱烈歓迎いたします. #むしろパス解析に懐疑的な方,たとえば信州大学の守一雄氏にお願いする #のも興味深いと思いますが,面識はありません. 話は変わって tnakata (at) cc.okayama-u.ac.jp (Takayuki Nakata) さんは書きました: >中田@岡山大学です。 >私自身は連立微分方程式を使った解析,dynamic >models analysis に興味を持っています。最近になって chaos, catastrophe といっ >た dynamic models が社会科学・行動科学の分野でも話題として上がるようになりま >した。また,私はパス解析には詳しくないのですが dynamic models analysis と補 >完的な関係にあるのではないかと思います。 低次の微分方程式モデルと共分散構造モデルとの関係は Arminger, G. (1986).linear stochastic differential equation models for panel data with unobserved variables. In Tuma, N.B. (ed.) Sociological methodology. Washington, DC, 187-212. が分かり易いですよ.簡単な微分方程式をLISRELで解いています. ---------------------------------------------------------------------- Hideki TOYODA Ph.D., Associate Professor, Department of Sociology TEL +81-3-3985-2321 FAX +81-3-3985-2833, Rikkyo (St.Paul's) University toyoda (at) rikkyo.ac.jp 3-34-1 Nishi-Ikebukuro Toshima-ku Tokyo 171 Japan ----------------------------------------------------------------------
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