豊田@立教社会です 今は立教大学は採点期間中なのですが,この時期になると投稿したくなります. この癖は自分でも止めたいのですが,,,,それにしてもワークショップ向き の議論はいっこうに閑古鳥で,,,,,いっそテーマ変えますか? 検定力分析に,, kazmori (at) gipnc.shinshu-u.ac.jp (MORI Kazuo) さんは書きました: >守@信州大学です。 > 自分の記述にミスがあることに気がつきました。 >[fpr553]で、 >MORI> 検定力は、有意水準と被験者数と効果量が決まれば決まるのだから、「KR >」のよ >MORI>うなところに「誰かがお節介にも検定力を勝手に計算して明記しちゃう」とい >うのは >MORI>どうでしょう?有意水準5%はOKでしょうし、効果量はコーエンの言うよう >に「中 >MORI>程度」としちゃうわけです。そうするとこの論文では「有意だ」と威張ってい >るけれ >MORI>ど「検定力は低いよ」てなことがみんなにも良くわかる。 > と書きましたが、「検定力は低いよ」ではなく、「こんなに検定力が高い検定をし >て有意になってもほとんど意味がないよ。」でした。(うーん、難しい。) これは違ってます.現状では5%, 1%, 0.1%のような決め打ちで危険率を評価する 慣習の下で投稿論文が作成されているのですから,投稿者がその条件下で「でき るだけ検定力の高い検定をめざし,実施する」ことは意味のないことどころか, 重要なことです.効果量の大きくなる特性値を選んだり,実験方法を編み出した りして必死に検定力を高めようとするのです.同じデータに対してより検定力の 高い検定法を選ぶことも有ります. ---------------------------------------------------------------------- Hideki TOYODA Ph.D., Associate Professor, Department of Sociology TEL +81-3-3985-2321 FAX +81-3-3985-2833, Rikkyo (St.Paul's) University toyoda (at) rikkyo.ac.jp 3-34-1 Nishi-Ikebukuro Toshima-ku Tokyo 171 Japan ----------------------------------------------------------------------
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