[fpr 567] Observed Power

長谷川芳典

長谷川@岡山大です。
なかなか面白い話が続いていますね。
検定力の話は1995年のJPAのワークショップでも言及されましたが、今後も繰り返し議論
を重ねていく必要のある問題だと思います。希望としては、教育心理学会ではなく、な
るべく日本心理学会で取り上げてもらいたいです。

<9701230409.AA00376 (at) toyoda.rikkyo.ac.jp> の、
   "[fpr 566] Re: Observed Power" において、
   "toyoda (at) rikkyo.ac.jp"さんは書きました:

>豊田@立教社会です
>>「この論文では簡単に「有意差なしだった」と言っちゃってるけれど、こんな低い検
>>定力じゃもともと有意差なんて出っこないよ。」に訂正します。
>
>これなら指摘された著者は希望がもててうれしいので,KRの人気も上がるかもしれま
>せん.でも,こういう論文は審査を通らないから,最初から「教育心理学研究」誌には
>載らないような気もします......

そうですね。「有意差なし」ばっかりの記述では審査は通らないかもしれませんね。
ふだんから、院生、学生に対してこういう“激励”をすることが必要かと思います。
誤用の指摘ばかりではやる気をなくすばっかりですから。

>という記事を書いています.私は採点期間中だけ普段は絶対読まない哲学書を読むこ
>ともあります.要するにちょっとした現実逃避です.
私も、一般教育の試験の採点(但し150枚)、修論査読、卒論(1月末締切)執筆指
導などあって、自分の仕事がちっともできません。この時期は本当に忙しいです。私の
現実逃避は、たぶんホームページの拡充作業かと思います。

#ええと、ひとつだけお願いがあるのですが、どの方もなるべく1行60文字以内ぐら
いで改行していただけないでしょうか。引用すると、だんだん横長になってしまいます
ので。

長谷川芳典(岡山大学文学部心理学教室) 署名簡易版
http://www.okayama-u.ac.jp/user/le/psycho/member/hase/h0u.html





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