堀@香川大学経済学部です。[fpr 632] >> 最後に,「聞かぬは一生の恥」となってしまった話.F分布の Fisher はい >>いんですが,t分布の Student はなぜ S分布でなくて t なのか?.SではS字 >>カーブを連想してしまうからか?.t は2個あるけれど,どちらの t か(た >>ぶん最後のtでしょうが).この命名由来は Fisher の本のどこかに書いてあ この件のフォローです。 Zar,J.H.(1996) Biostatistical analysis. 3rd ed. Prentice-Hall. p94にほんの少しエピソードがありました。Gossetは自分の分布をzと言及して いた。1922年から1925年の間にFisher がそれを修正して、統計的検定の可能性 を発展させるのを助けた。Gosset はその修正を t と呼んだ。 このエピソードは次の文献の受け売りだそうです。 Eisenhart,C.(1979) On the transition from "Student's" z to "Student's" t. Amer.Statist. 74, 48-51. あまり期待できないかもしれませんが、これに載ってなかったらあきらめること ができるのでは。 香川大学経済学部 堀 啓造 e-mail hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp home page http://fourier.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
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