[fpr 642] 刑事裁判と民事裁判

長谷川芳典

<9702120033.AA00249 (at) c0028.ec.kagawa-u.ac.jp> の、
   "[fpr 641] Re: 刑事裁判と民事裁判" において、
   "Keizo Hori <hori (at) ec.kagawa-u.ac.jp>"さんは書きました:

>堀@香川大学経済学部です。
>これに加えて、有罪が確定するための陪審員の有罪に賛成する人数(比率)
>も違うようです。インターネットの新聞のどれかに最終弁論の始まる前の
>記事でそういうのがあったという不確かな記憶があります。
さきほど図書館に行ったついでに調べてみましたが、6日の朝日新聞(但し岡
山版)によれば、

刑事事件の場合:
12人全員の一致(有罪にするための条件だと思います)が必要
本件での評決は全員一致で無罪
(12人のうち黒人9人)

民事事件の場合
9人以上の賛成が必要
本件での評決は全員一致で賠償命令
(12人のうち白人9人)

だそうです。
人種の構成が取りざたされていましたが、評決はどちらも全員一致だったよ
うですね。
長谷川芳典(岡山大学文学部心理学教室) 署名簡易版
http://www.okayama-u.ac.jp/user/le/psycho/member/hase/h0u.html






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