前田@統計数理研究所と申します。
Quality of Life に関するシンポジウムのお知らせです。周囲の方を
お誘い合わせの上、奮って御参加下さい。
事前登録等は不要です(無料)。当日直接会場へお越し下さい。
97.3.3
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前田 忠彦@統計数理研究所
maeda (at) ism.ac.jp
(TEL: 03-5421-8734, FAX: 03-5421-8796)
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第63回行動計量シンポジウム
開催のお知らせ
日本行動計量学会 運営委員会
テーマ:生と死の行動計量(5)
− QOL評価測定に関する諸問題 −
日 時 : 1997年3月22日(土) 13:00〜16:00
場 所 : 統計数理研究所・講堂
企画の趣旨
今日、QOL評価測定の問題は様々な分野において研究されているが、
各研究分野において、必ずしも概念規定に一貫性があるとはいえない。
本来QOLは社会学の分野で、生活の満足度を測るための指標として作ら
れたものであるが、ホスピス・ケアの死にいたる患者の全人的医療に
おける評価測定尺度として用いられるようになってから、QOLの問題は
医療現場において活発に研究されるようになった。しかし、多くの測
定尺度が開発されているとはいえ、まだ特定分野の測定評価法の一部
でしかないという印象を受ける。WHOがQOLを軸として治療の方針を定
めることを提唱したため、QOL評価測定尺度の作成は更に積極的に研究
されるようになった。
日本では、まだ一般的なQOL測定尺度の決め手がないという現状を踏
まえ、QOLに関する様々な問題を総括し、QOLの標準化(日本版)に向け
て各分野の研究者に活発な討論を行って頂く。
会員のみならず、非会員の方々も奮ってご参加頂ければ幸いである。
オーガナイザー
丸山 久美子
(聖学院大学 政経学部)
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第63回行動計量シンポジウム
生と死の行動計量(5)
− QOL評価測定に関する諸問題 −
プログラム
日 時 : 1997年3月22日(土) 13:00〜16:00
場 所 : 統計数理研究所・講堂
司会・総括 高木 廣文(統計数理研究所)
13:00〜15:00 講演(各40分程度)
1. QOLの概念と評価に関する問題
清水 哲郎 (東北大学 文学部 哲学)
2. 臨床試験におけるQOL評価測定尺度
大橋 靖雄 (東京大学 医学部 疫学)
3. WHOにおけるQOL測定尺度構成
田崎 美弥子 (東京理科大学 理学部)
15:10〜16:00 総合討論
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主 催 : 日本行動計量学会
交 通 : 地下鉄日比谷線広尾駅下車約7分
統計数理研究所案内図は下記のホームページ参照
URL: http://www.ism.ac.jp/
照会先 : 田栗 正章(千葉大学理学部)
〒263 千葉市稲毛区弥生町 1--33
Tel:043-290-2725 Fax:043-290-2733
E-mail: taguri (at) math.s.chiba-u.ac.jp
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ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。