[fpr 679] 茶飲み話

Arata Kubota

難しい話、面白そうな集まり(Quality of Life に関するシンポジウム テーマ:
生と死の行動計量)のメイルの中にいささかまた的はずれな話題を出させて
ください。茶飲み話にでもなれば...

定期試験の季節で答案用紙の山に埋もれていて、学生たちの恐ろしい解答に
苦しみながら、自分の採点行動はどんなもんだろう?と思ったものですから、
ある試験の結果をヒストグラムにしてみました(いや、いつもそうしているのです
が)。点数軸は何点でもいいのですが、その分布は階級値の小さいほうから
次のようでした。
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2	
4	
11	
17	
30	
33	
19	
2	
0	
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つまり平均より下のほうに裾野が長いのと、平均より上に向かってはなだらか
な降下で、下に向かっては急な降下(ちょうど火口湖へ落ち込むような形)の
ようです。こういう分布で思い出すのは、予告付きの反応時間とかスケジュール
屋さんならDRLの反応間間隔などの分布です(但し、分布の形は低いほうが
なだらかなので逆ですが)。ワイブル分布に当てはめると2過程混合だとか何とか
論議されていたこともありました。それは兎も角、このような分布を持つ採点をし
た私は、どういう基本的態度を採点に際して持っていたのだろうか?というのが
質問です。

当たり前の解答があるのかもしれませんので、教えを乞いたいと思っています。
例えば、私はなるべく点を与えて合格させたいと思っているのか、その逆か、
などなど。統計的、非統計的、どのようなレベルでも有り難く思います!宜しく。

久保田 新 



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